ブランドの視点からみたオフィスの空間デザイン [Office]
ブランディングから見たオフィスの空間デザインには、対外的、または内部に向けての二つのアプローチがあります。対外的な切り口としてはPRとしてのオフィスデザインで、そのブランドの特徴的な側面(ブランドパーソナリティー)を体現させたような空間とし、世間一般やステークホルダーに対し、ブランドへのポジティブな印象を与えるような空間デザインです。解りやすいところでは、Googleのオフィスなどがそうで、自由な発想のブランドらしいオフィスデザインとなっています。Googleのオフィスを見る
一方、内部にむけてのオフィスデザインは、そこで働く人のために、レイアウトや設備、見た目のデザインにさまざまな工夫を施したものです。これは、そうすることで従業員のモチベーションを向上し、結果的にその企業にとってプラスになるという考え方に基づいており、オフィスデザインによるインターナルブランディングともいえます。
空間によるブランドデザインでは、これら二つのアプローチを個々に考えるのではなく、あくまでブランドパーソナリティーをベースにしながら、各要素を具体的なアイデアやデザインに落とし込んでいくことが重要となります。
以上の視点から、日本のオフィスデザインを見てみると、2007年ぐらいまでは好景気もあって、多くの企業が自社のオフィス空間の向上に積極的で、ブランドデザインとして成功している新しいオフィスも多く見られました。しかし、景気後退以降は、ぱったりとそのような情報が入ってこなくなりました。不況による企業の設備投資の縮小の影響であることは明らかですが、このような時期だからこそ、本当に必要なオフィスデザインを考える機会であるとも言えます。
一方、内部にむけてのオフィスデザインは、そこで働く人のために、レイアウトや設備、見た目のデザインにさまざまな工夫を施したものです。これは、そうすることで従業員のモチベーションを向上し、結果的にその企業にとってプラスになるという考え方に基づいており、オフィスデザインによるインターナルブランディングともいえます。
空間によるブランドデザインでは、これら二つのアプローチを個々に考えるのではなく、あくまでブランドパーソナリティーをベースにしながら、各要素を具体的なアイデアやデザインに落とし込んでいくことが重要となります。
以上の視点から、日本のオフィスデザインを見てみると、2007年ぐらいまでは好景気もあって、多くの企業が自社のオフィス空間の向上に積極的で、ブランドデザインとして成功している新しいオフィスも多く見られました。しかし、景気後退以降は、ぱったりとそのような情報が入ってこなくなりました。不況による企業の設備投資の縮小の影響であることは明らかですが、このような時期だからこそ、本当に必要なオフィスデザインを考える機会であるとも言えます。